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これから禁煙する人の基礎知識


別の項目でも記載してありますが、ニコチンには、ドーパミン、ノルエピネフリン、
セロトニンなど、脳内の多くの神経伝達物質の分泌一時的に高める働きがあります。
またそれは、精神依存性（薬物を摂取したいという強い欲求）、禁断症状（離脱症状）、
同じ効果を得るためにしだいに摂取量が増えるといった身体依存性があるのです

禁煙すると、これらの神経伝達物質の分泌が一時的に低下します。
なぜかというと、喫煙者は、脳の大切な働きの調節をニコチンに委ねてしまっているので
ニコチンが切れて禁断症状に陥ります。
するとイライラ、集中力低下、気分の落ち込みといったニコチン欲するようになってしまい、
禁煙続行を難しくさせ、またそれが多くの人の禁煙を挫折させる要因になっているのです。

禁断症状は人によって異なったり体調などにも依存しますし、苦痛も伴います。
しかしそれを乗り越えなければ禁煙は出来ないのです・・・。

多くの挫折もあるでしょうし、夢にタバコが出てくることもあるでしょう。
知識として覚えておいて欲しいのは、そういった現象はタバコがあなたに見せている
にすぎないということ。
タバコはちゃんと辞められます。

きっとこれを読んでいる人はこれから禁煙を始める人でしょう。。。
タバコをやめられないのは意志が弱いからではなく、喫煙の本質が薬物依存という
「脳の病気」だからということも覚えておきましょう。